人も歳を重ねると体のいたるところが弱ってくるものです。自分では健康だからと、特別悪いところはないと判断していても、知らないうちに病気が進行している時もあり、気がついた時には重症という場合もあります。バックや鞄も同じことがいえます。革製品は大切に扱えば長く使い続けることができることから、一生ものなどと言われます。そのためには大切に扱うだけでなくプロの手のメンテナンスも必要なのです。皮製品は生きているものです。
シミやカビもその場は大したことがないと油断していると革の内部まで汚れや細菌が浸透してしまい時間が経つほど対応が難しくなります。バックの底などあまり目が行き届かない場所のほつれも気が付かないうちにどんどん広がり、使うのに支障が出る状態になってしまいます。そうならないためにも、定期的にバックも健康診断であるメンテナンスが必要です。汚れが目立つ場合はクリーニングをすれば綺麗になるだけでなく、汚れやシミが悪化する事がありません。当店は縫製技術にすぐれているので、ほつれも綺麗に修理します。使っているとどうしても汚してしまう内側も、内張りを替える事ができます。長く使うためにも定期的なメンテナンスをお勧めします。